｜ CMには出るがTVには出ない人(アーティスト)たち

 

歌手では古くから松任谷由実・矢沢永吉・松山千春・サザンオールスターズは出ませんでした。小田和正・宇多田ヒカル・ゆず・ビジュアル系バンドの皆さんたち。

 

 

読んでいて「はは～ん」とおわかりのように、＜タレント＞である必要がない人たち。ここで言う＜タレント＞とはメディアに出て顔を売る必要がある人たちを意味します。

 

ハリウッドやヨーロッパではCMにさえ出ない人。俳優・歌手・アーティストはたくさんいます。コンサートと著作権で生活は出来ている。映画で配給のトップオフを受けている。そこに自分の色を出せない広告に染まる意味はない。というわけです。映画や演劇を仕事にするアクターにとってTVはあきらかに格下の存在。広告となるとさらにひとつ下（そこに出ているのは俳優ではなく広告主の顔）になる。

 

 

たけしさん・さんまさん・タモリさん。この辺は別格。番組を組むだけでスポンサーが集まる。局にとってはスポンサーを呼んでくれて視聴率も期待できるキラーコンテンツです。

 

ひとつだけ外国のセレブと日本のセレブの違いは、政治色を平気で出すのがハリウッド式。トランプ嫌いと平気でいう民主党派はたくさんいますし、資金調達のティーパーティにも無償で出演するし、もちろんアフリカの難民の子供を養子にするし、自分の活動で有益なものややるべき指針をはっきりさせています。

 

アジアでは圧倒的にジャッキー・チェン。東日本大震災の時に全財産を寄付しました。「金なんてまた稼げばいい」香港の人が日本に寄付をしたんです、全財産ですよ。

 

 

覚えているでしょう。真っ先にやってきて東北のために歌ったのはレディ・ガガ。

 

 

まだ安全と言われる前からチャリティコンサートをやっていました。あの吉川晃司はがれき除去をやっていたそうです。本当の汚れ役を自ら買って出る。

 

夏になると24時間テレビとか27時間テレビとか、もう行事になっているチャリティ。

どうでしょう？ なんかおかしくないでしょうか。

 

お話を元に戻すと、メディア露出は活動に生かされることか、大きな意味があるかないかが基準となり、アーティストはそのメディアを選んでいます。ラジオは比較的自分の存在感のアピールとして利用されています。

 

 

いったいくら稼いでいるの？　というゲスの勘繰りをすると彼らは言います。

「困らない程度に」