｜CCJCは＜I FEEL COKE＞で番組を見ることよりもCMを見たいと思わせた。

商品を愛するばかりに、スペック（性能）を他社と比較して一生懸命に視聴者を説得する。

「セオリーはそうなんだけど、そうじゃないんですよ。商品を開発した技術者がどんな思いでそれを作っているか。そこを表現しましょう。結果はあとからついてきますよ」

そういうプレゼンができる広告会社と、

「そうだなあ。それだよな」と営業部やら社内に根回しをして上層部に掛け合う宣伝広報部がいると、こういうCMができるのです。

合成などない20テイク30テイクと極限を求めていたCOKEチーム。ひとコマの隙も無い映像。ひとコマ（1/24秒）違うとこうならない画です。そしていまは当たり前の音先行。COKECMは音楽が先行しているので、とても気持ちよく映像が変化します。

もう二度とこんなチャレンジはできません。日本の女優勢ぞろい＆SMAPの＜資生堂ツバキ＞資生堂史上最強映像です。ビジュアルも映画並み、＜白＞を極限まで記憶に残してくれます。

＜サントリー雨と子犬＞はほかの誰にも作れないCM。こんな演技のできる犬はどこにもいない。サントリーは映像を資源としています。

このサントリー超短編ドラマ＜恋は、遠い日の花火ではない＞は日本中のお父さんを元気にしてくれた。サントリーのミニ映画です。

ポカリダンスのずっと前からポカリスエットは青春ドリンクだった。大塚製薬は10代を味方にする企業。

日立マクセルはドキュメンタリー。＜事実には何も勝てない！＞の直球ど真ん中。狙いは主人公の明るさ。

東京ガス・お弁当メールは、普遍的ではあっても世界で通じるコミュニケーション、＜KIZUNA＞

平成や令和は、ちょっと長めのWEBプロモーションですが最近の秀作4本。

2017＜ホンダ・オートテラス＞WEBプロモーション4分27秒　さすがHONDAと言わせます。

2018＜Uキャン The Last Letter＞WEBプロモーション6分56秒　HONDAに負けないGOOD JOB!

2017＜JR東日本北陸新幹線開業＞WEBプロモーション4分47秒　ショートフィルムに複数主演の坂口健太郎さんは人気者のようです。