｜秋もパナマハット

八月が終わるとパナマハットも仕舞われるようになります。仕舞いかたはあとで説明するとして、九月からはウール？頭がかわいそうです。ウールハットは寒くなってきてからで十分、十月終わりくらいまではパナマハットはまだまだ被れます。

いつまでパナマハット？という疑問は気温です。気温20度を境に夏冬の衣替え。ジャケット同様、日々の気温で着替えていきます。ただし、網目の大きいハット（グレード３相当）やパーフォレーションのあるハットは風が抜けますので天候と相談して被ってください。

秋のお勧めパナマハット、ホンブルグ

秋は、お決まりのフェドラほど日差しを避ける大きなブリムはいらないので、ロールブリムのホンブルグがお勧め。驚くほどほとんど被っていません。何故なら各ブランドがホンブルグスタイルをあまり積極的に生産していないからです。

売れ線のフェドラハットばかりがパナマハットみたいですが、ロールブリムのホンブルグは誰でも人懐っこく見える特徴があります。精悍なフェドラ、柔軟なホンブルグ。対照的なハットスタイルです。

カラーストローハット

夏の主役は生成りのナチュラルやホワイトブリーチでしたが、秋になればカラーハットの出番。

暑さしのぎ優先から、色とりどりのハットでおしゃれハットを満喫してください。

グレードの高い（数字の大きい）カラーパナマハットになるとやはり高額になるので、ここはストローハットの出番。シックにおしゃれを楽しみましょう。

パナマハットを仕舞うとき

基本は布や革製品同様、ハット専用のブラシで埃を落とした後、室内日陰で二三日放置（乾かして）してパナマハット専用の箱に乾燥剤を入れて上下逆さま（型崩れ防止のため）に仕舞います。

汚れ等の対応はパナマハット.JPの案内ページでご覧ください。