話には聞いているけど、LCC稼働率40%を超えるEU。その中でも世界酷評（安さでも）ナンバーワンはアイルランドの【ライアンエア：FR】保有機319機　メインはボーイング737-800欧州主要各地へ3,000円もあれば運んでくれる（人としてではなく荷物として）空飛ぶ電車。いくつものハードル（すべて有料）がありますが、一度は経験しておきますか。

ライアンエアはレビューを見てチェックしてから。

【空飛ぶ電車】の基本情報が以下の四つ。

１）近距離の3時間以内は荷物（35 x 20 x 20 cm以下なら前シート下に）はなし。→ 頭上のコンパートメントは有料。

２）切符は事前にプリントアウト（VISA CHECK）持参。→ 印刷を忘れるとプラス€60取られる。

３）搭乗まで歩くこと、機内が狭いこときれいじゃないは了解の上。→ 飛行機はゲートにいないので歩いて搭乗、到着後すぐに出発するので掃除はしていない。

４）混む土日移動は高額なので平日移動のみ利用。→ 席指定は有料なので隣は知らない人が座ることが前提。

５）到着した空港は市内中心部からは必ずと言っていいほど離れている。→移動の足を事前に確保（調べて）おく。

ちなみに火曜出発でバルセロナ経由マルタ島コースで選ぶと以下のような金額に。チケットの買い方はこちら

LONDON TO BARCELONA（￡9.99）

BARCELONA TO MALTA（￡12.99）

MARTA TO LONDON（￡14.99）

国内旅行でいうなら、東京発で神戸（例：バルセロナ）でサッカーを見て、沖縄（例：マルタ）で海に浸かってから帰る。そんなコースがライアンエアを利用すれば、どこかのバーで夜を過ごす（宿泊なしゼロ泊2日）なら1万円でおつりがくる。ロンドンっ子にはそれが当たり前ってことです。（1￡＝130YEN）

これに日本からの便をうまく合わせれば、ロンドン・バルセロナ・マルタと3都市をぐるりと回って10万円なんてことも可能ということ。HISのロンドン便を調べると…

カタール航空かブリティッシュエアウェイズでありそうです。あとは日程がマッチするかどうかです。

同じイギリスの【イージージェット】はEU各国の首都への乗り入れをメインに、ビジネス客の往復便で稼ぐLCC。202機の保有機はエアバスA319と320。ライアンエアとは異なり、ビザチェックの手続きは必要ありません。

ただし2時間前までのオンラインチェックインは必須。預け荷物がなければ、事前に用意したボーディングパスを持つだけで直接セキュリティゲートに向かうことができます。イージージェットの公式アプリでは予約からチェックイン、ボーディングパスの発行までのひととおりの手続きがスマホ上で行えます。

イギリスのLCCイージージェットもレビューを見てから

アジアのLCCといえばジェットスター。

エアライン/ランキング2017年では

ANAの倍飛んでいるライアンエアは空席を作らないことでなんと利益は20%、ANAは7%・JALは8%。徹底したコスト管理でライアンエアは儲かっているのです。格安の組み合わせがあれば（LCCとカプセルホテル）日本もまだまだインバウンドがもっと期待できるってことですね。

日本のLCCピーチの提供する弾丸ツアー（ゼロ泊）はこういうこと。【台北行】

【ソウル行】

目的1つだけのためなら1万円で弾丸ツアー可能ってことです。

ライバルJETSTARは九州乗り入れを得意とした【サンカク旅（片道の乗り継ぎ）】ご提案。

第一目的地でアクション、移動してダブルアクション。ひと旅で二度おいしい。

さて、ご希望の便があるかな…ということだけ。

LCC利用者はより賢くなって、超早割の1,000円の目玉商品で引き付けることから、企画もので提案してくれる商品でないとたとえLCCでも乗らなくなった。

「荷物は宅配で、身体はLCCで」

割り切り方が素晴らしい乗客を捕まえる企画はどんどん出してほしいもの。＜カニ食べ放題ツアー＞や＜アーティストのライブツアー＞や＜今しかないツアー＞をネタにLCCの企画部には頑張っていただきたいものです。エアドゥさん、スターフライヤーさん、FDAさん頑張ってください。LCCはバスツアー並みにネタ勝負なのですから。