2022年の父の日は6月19日（第三日曜）、今年も暑い夏にお父さんに喜ばれるギフトを贈りましょう。

父の日ギフトの相場をアンケート調査（マイナビ）すると平均2000円から1万円未満がほとんど。それも本人希望TOPは消えモノ代表のお酒だと言います。無難な選択ということです。

Hey3hatter（へいさんハッター）お勧めは毎年パナマハット。それも極上のパナマハットです。

長年お世話になってきたお父さんにはサプライズギフト（パナマハット）です。

ご本人はこれで一気にダンディお父さんに変身します。

パナマハットは完全手工業（南米エクアドルの国家産業）なので確かに高額ですが、一生ものとして年齢を問わず世界中のお父さんの憧れです。

パナマハットは編み方によりグレード3（一般的なざっくり目の細かさ）からグレート32（織物のようなしなやかさ）まであり、数千円から製作に2年もかかる国宝級の400万円のハットまであります。

これは注文生産のジェームズロック（世界最古の帽子屋）のビスポーク・ウルトラファイン。円安の今のお値段100万円、手に入れるには2年待ちます。

世界中のハットブランドがエクアドルの工場に発注、帽体内側にエクアドルパナマの焼き印がついたナチュラルカラーの涼しいハットとなります。汗止めや帽体（クラウン）に巻くリボンがブランドオリジナルとなり販売国に輸出され、そのブランドのハットとして目の飛び出すような高額で取引されます。

Hey3hatterはイギリス・ロンドンの老舗クリスティーズロンドンとエクアドルのトップブランド、ドルフザンのパナマハットを厳選してお届けしています。

クリスティーズ・ロンドン（創業1773年）のパナマはブリザ編み（石目編み）が多く、頭の中を涼しい風が通り抜けます。網目が斜めのクロスなのでその隙間を風が抜けるわけです。グレード8はまずまずの高級品、円安のいま37,000円から40,000円くらいになります。

ドルフザンは世界中のハットのつくる帽体（クラウン）専門メーカーでしたが、ハットブランドとしてオリジナルハットを販売、東京オリンピック・パラリンピックではエクアドル選手団のオフィシャルハットメーカーでした。

メインは目のギュッと詰まったリャノ編み（網代編み）、水がすくえるほどの目の細かさが売り（実際にすくえます）です。大量のエクアドル労働者が参加して掘った＜パナマ運河＞、その際彼らはこのリャノ編みハットを被っていました。フランスが始めた工事を1904年から引き継いだアメリカ。1906年に視察にきた当時のアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトがその機能性に感心しアメリカに持ち帰った。大統領のおしゃれなハットを見たハリウッドスターたちが好んで被ったことから＜パナマハット＞は世界的に流通したことが発端です。

正式にはエクアドル・太平洋岸のマナビ県原産（モンテクリスティ村）の天然素材・トキージャ繊維（トキヤ草）を割いて編み込んだトキージャハット。のちにトキージャハットは国の産業として高原都市のクエンカで発展、世界中からオーダーを受けるようになりました。

パナマハットがほかのストローハットと違うのはその作り方です。どこまでも縦に割けるトキージャ繊維は横の力に弱くポキッと折れやすい。手編みしかできないトキージャと割れずに機械編み可能なストローハット。世界中で作られるストローに対してパナマハットはエクアドルの限られた町だけ。しかも夜から朝にかけて湿度の高い時にしか編めない。なので生産数が圧倒的に少ないのです。

ドルフザン・パナマは驚くほど完成度が高く、その価値はハットメーカーでは有名ですが、日本では知る人ぞ知る扱い。世界的にコロナ禍で作業者が不足、さらに現在超円安（4/19現在1ドル＝129円）で昨年同時期に比較しコストは3割高となっていますが、当社は昨年発注分を販売しておりますので安心した価格でご提供しています。

今年度はすでに発注が埋まり、次回は2023年度分発注となりますので、次の入荷は来年です。格安で手に入るこの機会にご検討ください。

パナマハットはどなたでも似合います。そして性別も問いません。

カジュアルにも、ビシッと決めたい時でも、パナマハットは夏をグッとひき締めてくれるベストアイテムです。

2020年東京オリンピック入場時、エクアドル選手団が被っていたのがドルフザン・パナマ。世界唯一のパナマハットのオフィシャルハットです。日本のエクアドル大使館でもオフィシャルとして被られています。