日本の医療費は高いのか?
|日本の医療費はほかの国に比べて高いのか?
3割負担だから高いということではなく、人口の1/3を高齢者が占め、相対的に他国よりも入院日数が長く、結果的に一人当たりの医療費が高額になっている。というのは実情のようだ。
個人負担の医療費無料の国はたくさんあるが、それはただ無料なのではない。
ホームドクター制を敷き、ホームドクターの診断で紹介される病院にかかる。そのためには何日も待機させられる。重病人を優先した大病院では診察まで待っていられずに自分の加入した任意の保険で有料の医師に高額な医療費を払って診察してもらうしかない。こんな仕組みの国がいくつも存在していることをなかなか国内から知ることはできないわけです。→行きたい病院(たぶん名医)に行くことは海外では簡単ではないということ。
公立病院と私立病院の設備や医師の数も違っている他国では、たとえ公的には無料であっても医者に掛かりずらいという悩ましいことが本音にはあるようだ。
同:日本の医療費は40万円2泊予定、わかりやすい病気の時の医療費の違い。引用:ダイヤモンドオンライン
65才以上のメディケアと低所得者用メディケイト以外は国は保証しないアメリカでは、民間保険で医者にかかるしかない。そうはいっても上記のようにとんでもない請求額のアメリカでは簡単に医者にはかかれないということです。
OECD加盟国の中でもアメリカをのぞけばGDP対比10%前後で大きな差はないといえる。日本では119は無料で適切な病院に送ってくれるが、海外では加入保険によって運ばれる病院は変わってくる。公立私立ではまったく医療費が違うから。そして公立病院の品質もあまりよくないといわれる。
各国の一人当たり医療費2014 10年前と比較し各国60~70%増加中
年間受診回数は圧倒的に日本が高いが10年前よりは減少している。ホームドクター制のEU各国ではすぐには受診しない。
年間30日と断トツの日本ですが、差額ベッド等保険の範囲内での入院利用が多いのも事実。イギリス・デンマーク・スウェーデンでは、外来手術患者の早期回復を促すための取り組みの導入により、手術後の在院日数の短縮が図られている。
人口1,000人当たり2,3人の医師は日本は少ない。EUのように4人は欲しいところ
開業医の数もあるが病院数は世界最大級
ベッド数も世界最大級
CT台数は他国の倍以上というハイレベル
MRI台数も群を抜いて素晴らしい結果
以上のデータから見る日本は、①自由診療で患者は病院を選んでいくことができ、②診察や治療に対する高いレベルの診療(どの病院でも)が受けられ、③患者には病院に行きやすい国といえる。
データ引用:ニッセイ基礎研究所
加入しているカードの海外旅行傷害保険は「最大2000万円まで補償」などと謳われています。でもこれは死亡時にもらえるお金で、肝心の医療保障は50万~300万円程度がほとんど。海外に行く際は必ず別途に、任意の旅行傷害保険加入と覚えておきましょう。
医療大国アメリカがなぜこんなに高いのか? を調べたのがハーバード大。結果はなんと医師の給料と薬代、そして医療システム管理費用でした。最先端医療機器を使い、腕にいい臨床医(教授)が手術し、最新の薬で対応する。FDA(アメリカ食品医薬局)の認可した新薬は臨床数が少ないのでものすごく高額。日本でも「〇〇ちゃん基金」と称する臓器移植を望む人たちがこの仕組みで生命を救ってもらうわけです。
さらにいうと、臓器専門医の報酬の高さはそのまま学生時の授業料に置き換えられます。優秀な大学ほどいい教授がいる。そこは高額な授業料が待っています。特に外国人留学生と国内では何倍も違う授業料。国費留学生でもない限り一般家庭では払える金額じゃありません。
日本では医療費が40兆円を超え、その9割は保険料と税金で賄われていますが、薬剤がその2割を占めています。世界で最も高い薬はFDAが今年認可した遺伝子治療薬<Zolgensma>
遺伝的欠陥が原因で体の筋肉が劇的に弱まり、体を動かすことはもとより、飲み込む力や呼吸することも難しくなる。急性乳児型(SMA)にかかった乳児の多くが2歳前に死亡する。新生児 1万人に1人がかかるとされる難病。その治療薬<Zolgensma>、価格は1回投与が212万$(約2億3300万円)。
開発したノバルティスのヴァス・ナラシンハン最高経営責任者(CEO)はインタビューで、遺伝子治療はわずか1回の投与で致命的な遺伝子疾患を治療できる、医学の大きな進歩だと強調した。場合によっては、複数回投与による治療もあるという。
昨年皮膚がん(肺がんを含み)に効く免疫治療薬でノーベル賞を獲った本庶佑教授の分子標的治療薬ニモルマブ<商品名:オブジーボ>も年間1,090万円が薬代としてかかります。→3割負担と高額療養費制度のおかげで年間最大でも60万円強で済むそうです。重篤な患者さんが救われる一方、老人大国の日本は国と自己負担は減ることはない。
日本製薬工業協会によると、2014年度の国内の製薬大手10社の研究開発費は平均1337億円で、10年前の倍以上。薬の生産も遺伝子操作や細胞培養など製造工程が複雑になっており、以前よりコストがかかる。
厚生労働省は今年度から、売上高が予想外に伸びて年1000億円を超えた「ヒット新薬」については、もうけが一定以上出たとみて、価格を下げる制度を導入。さらに、オブジーボなど高額な7種類の新薬については、既存の薬との価格差が延命や生活の質の改善などの効果の差に見合っているかどうかをみる「費用対効果」の分析を開始しました。
新薬開発、医師の技術とより高度になった医療機器類。それに掛かる患者さんの健康回復。このトライアングルをめぐる厚生労働省の振り下ろすナタの力加減で私たちの未来は決まっていくようです。
ちなみに世界の医療天国(患者にとって)はオーストリアだそうです。→説明ブログはこちら
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