All Or Nothing by Amazon Prime
2001年ワーナー傘下のTV制作会社HBOがNFLフィルムズと組んでリアリティ・スポーツドキュメンタリー<Hard Knocks>を配給し始める。チームのインサイド情報をいち早く取り込んだことで、試合以外の見たこともないシーン(ビハインド・ザ・シーン)が人気を呼んだ。スーパーボウルを目指すチームの一喜一憂・喜怒哀楽を複数台のカメラが狙うリアリティ番組だ。
AMAZONはほぼ同様のコンセプト番組<All Or Nothing!>を2016年から始めた。
同じNFLフィルムズ制作のアマゾンプライム専用番組だ(著作権はAMAZON)。
NFLの中で決して裕福とは言えないアリゾナ・カージナルス。
ヘッドコーチ・オーナー・GMらフロントが何も隠さずドキュメンタリーに登場する。
2017年ヘッドコーチが変わったばかり、本拠地が移転したばかりのロスアンジェルス・ラムズを追いかける。ロッカールームやベンチ裏での葛藤、新コーチの苦悩を描く。
以下事業として大成功しているダラス・カウボーイズ(2018)、カロリーナ・パンサーズ(2019)ではQBに焦点を当てている。
スーパーボウルチャンピオンをとったあとのフィラデルフィア・イーグルス(2020)では
期待に応えきれない苦悩のチャンピオンチームを描く。
シーズン1:アリゾナ・カージナルス:レビュー★5
シーズン2:ロスアンジェルス・ラムズ:レビュー★4,5
シーズン3:ダラス・カウボーイズ:レビュー★5
シーズン4:カロリーナ・パンサーズ:レビューなし
シーズン5:フィラデルフィア・イーグルス:レビュー★5
NFLの予備軍カレッジフットボール。1年ごとに選手が変わるカレッジフットボールの面白さを描く。日本の高校野球以上に地域密着スポーツのカレッジ、ミシガン大ウルヴァリンズ(2018)は優勝11回の名門。:レビュー★4,5
2019年、日本でも大ブームを呼んだワールドカップラグビー。
その中心はニュージーランド代表オールブラックス。選手としてチームに入るだけでも至難の業。そのチーム勝率は異常とも言える7割超え。勝つことは当たり前を約束させられたチーム、オールブラックス(2018)の底力をカメラが捉える。:レビュー★4,5
世界で一番知られているサッカー代表チーム・ブラジル。
カナリアイエローのユニフォーム。ポルトガル語でセレソン(代表)のロッカールームは見ものです。2019年コパアメリカ自国開催に挑むセレソン、強いブラジルは必ず戻ってくる。:レビュー★4
いま世界で一番人気といえばサッカー。EU3大リーグのプレミアリーグ。
常勝チームのマンチェスター・シティ(2019)はアラブ資本により、世界で最も有名なヘッドコーチを招き、12か国の選手たちが揃うスーパースター軍団。FAカップ・EUチャンピオンズリーグ・プレミアリーグ制覇を狙うチーム。相手がイタリアのユベントスだろうが、スペインのバルセロナだろうがチーム力では負ける要素はない。勝つことを義務付けられたシティの苦悩。:レビュー★5
コロナ禍の今年2020は同じプレミアのトッテナム・ホットスパー。
常時優勝を狙うチームではない。ここに優勝請負人ヘッドコーチが招かれたところからドキュメンタリーは一転する。最下位争いのチームが有能なヘッドコーチのもと、上位やライバルと台頭になっていく経緯を追うストーリー。:レビュー★4
すでに10のストーリーがある。8話完結なので10本×8話×約45分。
見ごたえのあるトッププロのロッカールームを覗いてみるとわかることがある。
その1)拮抗するトッププロの試合、勝つ気迫が鬼気迫る(死ぬ気でやる)ものでなくてはならない。つまり、きれいに勝つなんて誰にもできない。
その2)日本ラグビーのノーサイド(試合が終われば敵味方なくねぎらう)的発想なんてきれい事。試合前後は罵り合うように敵視する。ただしプロとしての尊敬の念は非常に高い。
その3)ヘッドコーチは勝たせるためにいる。トップのヘッドコーチはいつもチームや敵のことを考え、オーナーやGMから絶対的信頼を得て闘っている。つまり勝つための秘策なんてものはなく、ただひたすらに相手を学習し弱点を見つけるだけ。→勝てないコーチは解雇しかない。
とにかく見てほしい。カメラ台数が半端ない。いつどこで事件(話題を誘う出来事)が起こるかわからない。カメラはトイレとバスルーム以外追いかけ続ける(もちろん自宅まで)。
想定1話3,000万円、シリーズ8話で2億4千万円見当の製作費。もちろん移動ばかりの試合だから移動費を含めたらシリーズ3億円はくだらないだろうドキュメンタリー作品。そして最初から永久保存版、日本中のプロスポーツチームが見るべきリアリティショーだ。
革新的な戦略などない。有能なヘッドコーチと医療スタッフとメンタルスタッフが選手を守りながら、勝つことにこだわり、超一流の選手がそれを実行する、アドレナリン全開のドキュメンタリーの中に、皆さんは何を見つけるだろう。→ひとはとてもメンタルに弱い生き物。世界一のプレーヤーであっても例外ではない。メンタルは成果(勝負の結果)に直結する、その弱さが今晩の試合で勝てなかった理由。
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