｜クリスティーズ・ロンドンとは

 

246年の歴史を持つイギリスを代表するハットメーカー＜Christys’ London＞。創業者ウィリアム・ミラー・クリスティは銀行家（バンカー）でもありました。

ウィリアム・ミラー・クリスティは、エジンバラでの見習いを経て、数世代にわたって成長することを目的とした独自の会社を設立します。8代のChristyファミリーはGeorge III世をはじめとする9つの英国王室にわたって帽子を提供、1850年代にアルバート皇太子がクリスティーズを被り始めた時、ブランドは不動のものになりました。

 

紳士淑女の大英帝国におけるハットの役割は大きく、産業としてハッターは古くからありました。19世紀イギリス中央部チェシャー州・ストックポートは53ものメーカーが集まる一大ハット生産地、世界最大を誇ったクリスティーズ・ファクトリーには3,000人の労働者が採用されていました。

 

 

チェシャー州の観光名所になったHAT MUSEUMにある＜THE CRISTYS COLLECTION＞は、強かった当時の圧倒的なブランド力を見ることができます。

 

 

2世紀に渡る英国警察の公式ヘルメットメーカーであるChristys。アリス・イン・ワンダーランド（1865年創刊）の重要な配役＜マッドハッター＞はクリスティーズハットを被っています。

※初版2,000部の発行は原作者ルイス・キャロルの自費出版でした。元々知人の子、アリスという少女のために読んだ手書き即興本を印刷したものです。

 

 

ホンブルグハットがマーロン・ブランドの役＜ドン・コルレオーネ＞によってアメリカでも流行、欧米の＜ゴッドファーザー＞として定着します。

 

 

＜Christys＞はウィンストン・チャーチルからケイト・モス、インディアナ・ジョーンズ、そしてブラッド・ピットまでの幅広いファンのラインナップを擁し、映画、ファッション、音楽、そして政治とオフィシャルの場で登場します。

 

 

＜Christys＞は未来を見据えたブランドでありながらも、ハンドメイドの製法はほとんど変わっていません。夏のハット、パナマハットはエクアドル産クエンカハットをメインに男性用女性用ともに多くのデザインをシリーズコレクションとしてデビューさせています。

 

 

貴族の被るトップハットから、トレンチコートとマッチするフェドラハット。競馬場で人気のトリルビーハット、バカンスでのパナマハット、ゴッドファーザーのホンブルグと時代の主役が被るハットを作り続けています。

 

 

ファッションフォワード：ファッションショーのコレクションに積極的に参加するクリスティーズ。キャットウォークで見る新作はアパレルブランドとコラボレーションした企画として定着しています。

 

 

人気アーティスト、ワン・ダイレクションやウィル・アイ・アム、ジャスティン・ティンバーレイクの頭上にもたびたび登場、コラボレーションはサッカーまで。

 

 

 

 

 

246年の歴史がありながら、デザインコンシャスな＜クリスティーズ・ロンドン＞、インナーのクリスティーズ・レッドには彼らのブラッドが宿ります。

 

 

今日、Christy＆Co Ltdはオックスフォードシャー州に拠点を置き、実績​​のある手作業と現代科学を組み合わせて最高品質のハットを提供することで、 5大陸44カ国以上に販売を拡大しています。ハットひとつ一つにChristysのオーダーメイドの職人技を反映した品質保証（タグ）が付いています。